給食になっても“指導”が続き小5年男児が唐揚げしか食べられず 授業中から約2時間続く 「行き過ぎた指導」として教諭を口頭注意 三重・桑名市【独自】

三重県桑名市の小学校で5月、教諭が5年生の男子児童におよそ2時間にわたって指導を続けたため、児童が給食を食べきれず残していたことが分かりました。
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桑名市教育委員会や関係者などによりますと、5月23日、桑名市立精義(せいぎ)小学校の5年生のクラスで、男子児童の言動について別の児童から相談を受けた担任教諭が、教室でおよそ2時間にわたって男子児童に指導を続けました。教室には他の児童もいましたが授業は中断され、給食の時間も指導が続いたということです。
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教諭はその後、児童に給食を食べるように伝えたということですが、児童は唐揚げしか食べることができなかったということです。学校は6月5日に保護者会を開き経緯を説明。「行き過ぎた指導」として教諭に口頭で注意したということです。
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この学校では5月に、2年生のクラスでも児童にカッターナイフを持たせる不適切な指導があったとして、9日に保護者会が開かれる予定です。