新潟市に日本海側最大級の“給食施設”竣工「食べることに生きがいを」病院の負担軽減にも期待!

病院や介護施設などに向けた食事を作る日本海側最大級の施設が新潟市に竣工します。2月26日、内覧会が開かれ、新たな施設がお披露目されました。

新潟市北区に竣工するのは、病院や介護施設向けの給食を作る施設「セントラルキッチン新潟」。

26日、報道陣に向けた内覧会が開かれ、食材を冷却するエリアなどが公開されました。

一日あたり最大で1万食を作れる日本海側最大級の規模となるこの給食施設。中でも最大の特徴が…

【ラミコジャパン 坂爪晴幸 専務取締役】
「最新のニュークックチルというものを導入したのは、ここの工場しかない」

加熱調理した食品を0℃~3℃に冷却し、その状態のまま盛り付けて器をトレーに並べたら…

【桶屋美圭アナウンサー】
「トレーを専用のカートにセットすると、冷菜は冷えたまま提供できる一方、温めが必要なものは温められて配膳されます。こうすることで病院などで温め直す必要がなくなります」

配膳前の手間が省け、病院や介護施設側の負担軽減につながります。

さらに提供メニューは利用者の満足度を高めるため施設のニーズなどを分析し、管理栄養士を中心に考えていくということです。

【ラミコジャパン 坂爪晴幸 専務取締役】
「施設に入所されていらっしゃる方、病院の方々が安心安全でおいしい、食べることに生きがいを持っていただけるような調理を目指す。地域における健康・元気を盛り上げていけるような形になれば幸い」

セントラルキッチン新潟は2月29日に竣工します。