「村幹部の言動で苦痛を受け、不当に解雇された」と元職員 沖縄・座間味村、240万円で和解

沖縄県座間味村議会(宮平喜文議長)は1日の臨時会で、座間味村役場の元職員の女性が不当に解雇されたなどとして村に409万円の損害賠償を求めた訴訟に関し、村が元職員に240万円を支払う議案を賛成多数で可決した。
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今年1月10日、村が240万円の解決金を支払うことで和解した。
宮里哲村長は本紙の取材に、原告の主張と村側の主張は食い違いがあるが、個人情報などが絡むため詳細は説明できないとしている。
その上で「裁判にかかる費用などを総合的に勘案した」と和解に至った理由を話している。