食べると量次第で死亡の恐れも…スーパーの“フグの白子”に有毒部位『卵巣』混入の可能性 4パックが未回収

8日、三重県四日市市のスーパーで販売されたフグの白子に、有毒部位の卵巣が混入している可能性があることがわかりました。

四日市市保健所によりますと、市内の「タチヤ四日市店」で8日に販売された「ごまふぐ白子」のパックに、有毒の卵巣が混入している可能性があると、卸した業者から保健所に連絡がありました。

「タチヤ四日市店」では5パックが販売され、このうち1パックは既に返品されていますが、残りの4パックはこれまでのところ回収されていないということです。

回収された1パックには、卵巣は混入していませんでした。

卸業者に別の販売先から「卵巣が混入しているのではないか」との連絡があり、わかったということです。

フグの卵巣を食べると痺れなどの症状が出て、量によっては死亡する恐れもあります。

保健所は、購入した客に絶対に食べず店舗に返却するよう呼びかけています。

画像:四日市市保健所提供