AZWAYが運営する不動産メディア「幸せおうち計画」は6月8日、「家を建てる際の夫婦喧嘩の調査」の結果を発表した。同調査は4月9日~5月11日、20代~60代以上までの男女393人を対象に、インターネットで実施した。
家を建てる時に優先したのは誰の意見か尋ねたところ、65.9%が「妻」、34.1%が「夫」と回答した。どの年代でも変わらず、「妻の意見を優先する」が多い結果になっている。
家を建てる際に夫婦喧嘩をしたか聞くと、24.5%が「はい」と答えた。約4人に1人が、家を建てる際にパートナーと喧嘩した経験があることがわかった。
家を建てる際に夫婦喧嘩をしたと回答した人に、喧嘩の原因は何か尋ねたところ、最も多い回答が「予算」(24人)だった。「お金がギリギリになるのにもっと高い物件も買えると喧嘩になった」「契約後、リーマンショックとなり頭金にする予定の保有株評価額が激減したため」「予算オーバーだったがこれ以上の物件は出てこないと旦那を説得した」などのコメントが寄せられた。
喧嘩の理由2位は「間取り」(23人)だった。「駐車場の位置について揉めました」「予算の関係で書斎を削る必要があった。私はほかの部分で予算削減したかったが、妻は書斎はいらないと主張し喧嘩になった」などの声が挙がった。
3位は「内装やデザイン」(17人)だった。理由は「室内を和風にしたかったのですが、妻は洋風にこだわっていたので」「夫側は気密性や性能第一で、私(妻側)は見た目の可愛さが大事で、何度も揉めました」「屋根の色での意見の相違がありました」といったものだった。
夫婦喧嘩の際に誰が妥協したか聞くと、最も多い回答は「お互いの妥協策を見つけた」(43.6%)で、次いで「夫」(41.8%)、「妻」(14.5%)となった。4割が「夫」が折れる形で決着しており、妻の意見が優先されていることがわかった。