酔った男が政府要人宅に侵入するも警備員は気づかず 全員がスマホを見ていて…

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シークレットサービスによって常時警護されているジョー・バイデン大統領陣営のスタッフの自宅に、酔った男が侵入するハプニングが発生した。その時、警備担当者はスマートフォンを操作していて、侵入者に気がつかなかったという。
『Insider』『Washington Times』などの海外メディアが報じている。
仕事中や運転中などについスマートフォンを操作してしまうことは世界中で社会問題になっているが、それが大統領の警護スタッフであっても例外ではないようだ。
今年4月、バイデン大統領の安全保障顧問であるジェイク・サリバン氏の自宅に男が侵入した事件が発生。警護にあたるシークレットサービスの職員は、男が家に入ったことに気づかなかったという。
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現地メディアの報道によると、サリバン氏の家に侵入した男は明らかに酔っ払っていた。同氏は家の中で、男に向かって立ち去るように告げたという。
家を警備していたシークレットサービスの職員たちは、サリバン氏が男を平和的に家から立ち去らせ、外にいた職員たちに何が起こったのかを伝えるまで、家の中に侵入者がいたことにさえ気づかなかったそうだ。
酔っ払った侵入者に害意はなかったようで、サリバン氏と家族に怪我はなかった。その後、関係者が内部調査を行ったところ、職員たち皆がスマートフォンを使用していたことが判明した。
CNNの取材によると、職員たちは懲戒処分を受ける可能性が高く、連邦のセキュリティクリアランスを剥奪される可能性もあるという。
要人を警護するはずのシークレットサービスが、侵入者に全く気づかなかったという報告に人々はショックを受け、ニュースはたちまち世界中に拡散された。
SNSでは「うちの地域の警察もずっと携帯電話を見ているよ」「怪我人が出なくていろいろな意味で良かったね」「リンカーン大統領が暗殺されたのは警備が飲みに行っていたから。歴史は繰り返す」などのコメントが寄せられた。