東北 16日(金)まで急な雨や雷雨に注意 17日(土)以降は…の画像はこちら >>
東北地方は上空の寒気や暖かく湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となっています。13日(火)午後はあちらこちらで急な激しい雨や雷雨に注意が必要です。また、今週も気温は平年を上回る日が多く、特に週末以降は暑さが厳しくなるでしょう。
13日(火) 東北北部や山沿いを中心に天気の急変に注意
13日(火)11時30分現在、東北日本海側や山沿いを中心に所々で雨雲が湧き始めています。このあと、午後3時頃にかけては日本海側を中心にあちらこちらでにわか雨や雷雨があるでしょう。夕方の時間帯になると太平洋側にも雨雲が流れ込む予想です。局地的にはバケツをひっくり返したような激しい雨の降る恐れもあります。真っ黒な雲が近づいてきたり、雷の音がゴロゴロと鳴っている、急に冷たい風が吹いてくるなどしたら天気急変のサインです。すぐに安全な建物内に避難するようにして下さい。なお、単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。
16日(金)にかけては雨の降りやすい天気に 17日(土)以降は厳しい暑さ
今週は暖かく湿った空気や上空の寒気の影響等で大気の不安定な状態が続くでしょう。16日(金)頃にかけては傘のマークが目立ちます。短い時間にザっと降る強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風に注意して下さい。17日(土)以降は日差しの届く所が多くなりますが、暑さが厳しくなるでしょう。東北南部を中心に最高気温が30度以上の真夏日となる予想です。特に、18日(日)の福島市の最高気温は34度と、猛暑日に迫る暑さとなるでしょう。晴れて暑い日は熱中症に注意するのはもちろんですが、日差しの少ない16日(金)にかけても湿度が高く、ムシムシとした暑さとなる所が多い予想です。今週から来週にかけて、日差しがない日でも熱中症や食品の管理等に注意して下さい。
上流の局地的な大雨を知るには
局地的な大雨によって、危険な状態になるのは、自分のいる所に雨雲がかかる場合だけではありません。川の上流で局地的な大雨が発生すると、雨が降っていない下流でも被害が発生する恐れがあります。上流の局地的な大雨を知るポイントは3つあります。まず、1つ目は川の水かさが急に増えること、2つ目は川の水が濁ること、3つ目は木の枝などが流されてくることです。また、サイレンはダムを放流する合図なので、川のそばにいてサイレンを聞いた場合も必ず川から離れるようにしてください。