愛知県碧南市で、特産の「赤しそ」の収穫が最盛期を迎えています。
赤しそは梅干しの色付けなどに使われる伝統的な葉物野菜で、碧南市は年間125トンを出荷する県下一の産地です。
出荷は今がピークで、紫の絨毯が敷かれたような碧南市前浜町の畑では、農家の人が茶葉を刈り取る機械を転用し、手際よく刈り取っていました。
生産者の山田浩二さんによると、6月の豪雨で土が緩み、一部で茎が倒れるなどしたものの、大きな被害はなく出来栄えは順調で、梅干し用だけでなくジュースやゼリーにしてもおいしいということです。
収穫は7月上旬まで続き、中部地方だけでなく関東や関西方面にも出荷されます。