警視庁の『迷子ライフハック』に反響 「絶対にやる!」「もっと広まるべき」

ショッピングモールや娯楽施設に行くと、たびたび迷子に関する放送を耳にします。
性格にもよりますが、活発な幼い子供は、ほんの少し目を離した隙にどこかへ走り去ってしまうもの。親も気を付けているとはいえ、一瞬も目を離さずに見守るのは困難といえるでしょう。
災害や事件、事故から身を守るための役立つ情報をSNSで発信している、警視庁警備部災害対策課。
同アカウントの投稿者には幼い子供がおり、家族で外出をする際は、我が子の安全のためにある行動をしているのだといいます。
ほんの少しの行動で、万が一、子供が迷子になった際に役立つライフハック。それは…子供の服装を写真に収めておくことでした。
私は家族で遊園地などに出かける時、子供の写真を撮ってから出かけています。迷子になってしまった時に当日の服装などをすぐに思い出せるからです。兄弟でお揃いの服だとなおわかりやすくなります。災害発生時などは、特にお子さんから目を離さず、避難する前には写真を一枚撮っておくと安心です。 pic.twitter.com/w8XBK7p14d
迷子の店内放送では、必ずといってもいいほど、子供の服装や身につけている物についての情報が流れます。
親以外の人にとっては、子供の顔よりも服装のほうが、探す上で重要な情報になるはず。また親も、その日子供に着せた服を明確に覚えているわけではないでしょう。
だからこそ、その大事な情報を写真という形でしっかりと記録することで、捜索の手がかりにできるのです。
同アカウントによると、この方法は迷子の捜索時だけでなく、災害時にも役立つとのこと。万が一の事態が、いつ襲い来るかが分からないからこそ、日常的に心掛けたいですね。
警視庁のライフハックは拡散され、子供を育てる多くの人から共感や感謝の声が寄せられました。
・シンプルかつ有益だ。子供の安全のためにも、もっと広まるべき。
・これ、本当に子持ちの人はマストです。服装って、実はあんまり記憶に残っていない。
・なるほど、この手が…!今日から外出時は絶対にやる!
近年は、迷子や飛び出しを防止する子供用ハーネスが、日本でも徐々に普及しています。
前述したように、親が子供から一瞬も目を離さないというのは、現実的に困難です。だからこそ、かけがえのない我が子の命を守るために、さまざまな工夫を凝らしたいですね。
[文・構成/grape編集部]