岐阜市の自衛隊射撃施設での自動小銃乱射事件 新たに1人死亡 死者は2人に

岐阜市にある陸上自衛隊の日野基本射撃場で銃が乱射された事件で、新たに1人が死亡しました。死者はあわせて2人となりました。14日午前9時15分頃、岐阜市にある陸上自衛隊の日野基本射撃場から「銃により負傷者がいる」と消防に通報がありました。警察などによりますと、自動小銃が乱射され自衛隊の男性3人が病院に搬送され、このうち25歳の男性ら2人が死亡したということです。また、別の20代の男性が重傷ということです。

警察によりますと、男1人が現場で身柄を確保され、殺人未遂の疑いで自衛隊に逮捕されました。逮捕されたのは18歳の自衛隊員の男で、銃を発砲したことは認めているということです。

日野基本射撃場は陸上自衛隊第10師団が管理する射撃訓練場で、事件当時は新しく入った隊員への実弾射撃訓練中だったということです。陸上自衛隊第10師団によりますと、逮捕された男は4月に自衛隊に入隊し、第10師団のもとで教育を受けていた自衛官候補生だということです。