テレワーク中に外出し“万引き”…国税局の職員が停職処分 勤務中にFX取引5100回超は「ゲーム感覚で」

テレワーク中に外出し万引きしたなどとして、名古屋国税局の男性職員が懲戒処分されました。

名古屋国税局によりますと、40代の男性職員は2022年10月、テレワーク勤務中に出かけたスーパーで、およそ3600円分の商品をセルフレジを通さずに万引きしたとして窃盗の疑いで書類送検されましたが、5月に不起訴処分となっています。

男性職員はコロナ禍でのテレワーク勤務を申請していた2020年4月からの2年半の間、勤務時間中にコンビニに出かけたりスマホでゲームをしたりし、137時間余りの欠勤状態が確認されました。

また、勤務中にスマホアプリで5100回以上FX取引を繰り返していました。

聞き取りに対して、男性職員は外出について「これくらいまぁいいかと思った」、FX取引については「ゲーム感覚だった」などと話しているということです。

名古屋国税局は16日付けで停職3か月の懲戒処分にし、男性職員は依願退職しました。