琉球大学、2次試験3.9倍 名桜大は1.4倍【国公立大最終日の志願状況】

文部科学省は3日、国公立大2次試験の出願最終日となる同日午前10時現在の志願状況を発表した。志願者数は前年最終日の同時点より4548人少ない38万7085人、募集人員に対する倍率は0・1ポイント低い3・9倍。確定した志願者数と倍率は21日に発表する。
県内と全国の国公立大志願一覧表2023年度国公立大学入試 2次試験志願状況 最終日集計 3日10時現在 ・・・国 立www.okinawatimes.co.jp 琉球大学は募集人員1210人に対し、4712人が志願した。全体の倍率は3・9倍。最も倍率が高いのは医学部医学科で前期4・9倍、後期21・2倍だった。
名桜大は定員315人に452人が志願し、全体の倍率は1・4倍。最も倍率が高いのは、前期は人間健康学部看護学科の1・8倍、後期は国際学部国際文化学科の5・9倍だった。
県立芸術大学は定員71人に126人が志願し、全体倍率は1・8倍。県立看護大学は定員55人に198人が志願した。前期2・0倍、後期19・6倍だった。
国立大(82大学395学部)の志願者は27万6846人で倍率は3・6倍。公立大(92大学206学部)は11万239人で4・9倍だった。独自日程で試験を実施する国際教養大(秋田県)、新潟県立大、叡啓大(広島県)は含んでいない。
学部別で志願倍率が高いのは、国立大の前期日程では東京芸術大美術12・2倍、鹿児島大共同獣医10・3倍、東京工業大情報理工学院9・6倍など。公立大は周南公立大福祉情報27・0倍、周南公立大経済12・1倍の順だった。
国立大の後期日程は宮崎大医の39・5倍が最も高く、旭川医科大医31・5倍、徳島大歯28・8倍が続いた。公立大は高知県立大看護36・6倍、新見公立大健康科34・8倍、山口県立大看護栄養33・9倍などだった。