え、それで飛ばすの!? 元JAL「東京五輪特別機」が驚きの姿で“再就職” 2021年に退役の777

ちょっといろいろびっくりする姿。
JAL(日本航空)で運用されていたものの、2021年12月16日に退役のため日本を離れたボーイング777-200「JA773J」。この機がナイジェリアの航空会社であるマックスエアで、思わぬ形で“再就職”しています。
え、それで飛ばすの!? 元JAL「東京五輪特別機」が驚きの姿…の画像はこちら >>JAL時代のボーイング777-200「JA773J」(2020年11月、柘植優介撮影)。
この機は2019年より、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」開催にちなみ、特別塗装機「みんなのJAL2020ジェット」1号機として運航されていました。特別デザインは、同大会のマスコットキャラクター「ミライトワ」「ソメイティ」や東京の町などが描かれているというもので、JALから退役したさいも、この特別塗装をまとった状態でした。
JALから退役したこの機はアメリカで安置されたのち、マックスエアむけボーイング777初号機として、機番を「5N-BBN」に変更されたうえ、引き取られたとのこと。受領された同機は、機体前方のロゴデザインが「MaxAir」に変更され、尾翼の「鶴丸」は消えているものの、なんと「ミライトワ」「ソメイティ」をはじめ、特別塗装の一部を残したままとなっています。