ThirdPlaceは6月20日、「ストレスに関する調査」の結果を発表した。調査は5月31日、20~40代の既婚女性534名(子どもあり270名、子どもなし264名)を対象にインターネットで行われた。
普段の生活でストレスを感じることがあるかを聞いたところ、「よくある・時々ある」と回答した人の割合は、子供がいる既婚女性は80.4%、子供がいない既婚女性は65.1%と、子供の有無でストレスを感じる機会に差があることが明らかに。
年代別にみると、特に「30代」で多く、小さな子供を育てている世帯も多いことや、仕事の面ではキャリア形成において重要な年代で、責任ある業務や立場を任される機会も増えることから、子供の有無に関わらず、30代はストレスを感じることが多いよう。
ストレスの原因については、子供がいる既婚女性は「家事」(57.9%)に続いて僅差で「子育て」(57.1%)が続き、一方、子供のいない既婚女性のストレスの原因は「仕事」(48.3%)が1位、「家事」(37.5%)が2位に。
また、「夫との関係」にストレスを感じている人は、子供がいる既婚女性は37.4%、子供のいない既婚女性では23.7%と、子供の有無で大きな差が生じていることが明らかに。ストレスを感じる原因についてのコメントからは、夫の家事・子育てへの関わり方に対する不満が主な原因であることがうかがえた。
次に、ストレス発散のために活用したいと思うものを聞いたところ、子供がいる既婚女性は、1位「買い物」(44.1%)、2位「美容・自分磨き」(35.2%)、3位「旅行」(34.4%)となり、子供がいない既婚女性は、1位「旅行」(48.5%)、2位「買い物」(46.6%)、3位「趣味・習い事」(33.7%)という結果に。
また、「同性の友人・仲間との出会いや交流」を選択した人が子供の有無に関わらず約3割存在することに加えて、「異性の友人・仲間との出会いや交流」を選択した人も1割前後見受けられ、一人でできるものだけでなく、他者との出会いや交流によってストレス発散したいと考える人も多いよう
さらに、ストレス発散の場で期待することを聞くと、子供がいる既婚女性は「一人の時間を持つ」(54.8%)、子供がいない既婚女性は「心身の癒し」(67.0%)が最多となった。
最後に、「母や妻である前に、一人の女性として人生を謳歌したいと思いますか?」と質問したところ、子供がいる既婚女性67.0%、子供がいない既婚女性64.4%が「思う・やや思う」と回答。
どんな時に、一人の女性として喜びや幸せを感じるのかを教えてもらったところ、子供がいる既婚女性は、「好きなことに没頭しているとき」(43.0%)、「周囲の人から必要とされるとき」(40.7%)、「夫から愛されていると感じるとき」(31.5%)が上位に。一方、子供がいない既婚女性は、「夫から愛されていると感じるとき」(47.0%)が最も多く、次いで「好きなことに没頭しているとき」(46.2%)、「周囲の人から必要とされるとき」(37.9%)と続き、「夫から愛されていると感じるとき」に喜びや幸せを感じるかどうかは、子供の有無で15.5ポイントもの差があることがわかった。