退院前日に、まさかの高熱…! 双子のママを支える人々の、泣けるエピソード

生命の尊さを感じる出産は、子育てのスタートラインともいえるでしょう。
大変なことも少なくないでしょうが、家族で手を取り合って子供を育てる喜びは、後からじわじわと感じられるもの。
双子の子育てに励む漫画家の、さゆり(nagusan.s)さんが、自身の子育てエピソードを公開しました。
双子の赤ちゃんを出産してから1週間が経ち、我が子を連れて家に帰ろうとしていた、さゆりさん。
退院を翌日に控えた朝、検温をしたところ、文字盤に表示されたのは…。
細菌感染の影響からか、39.5℃の高熱を出してしまった、さゆりさん。
退院は延期となり、悲しみに暮れていましたが、看護師や夫に支えられて、身体を休めながら育児をスタートしました。
が、双子の子育ては、さゆりさんが想像していた以上にハードだったようです。
ちょっぴり不安になりながらベッドに戻ると、同じ部屋に移ってきたという女性の患者が、さゆりさんに挨拶してきて…。
「こんなに頑張っているのだから…」 同室の女性の正体は
さゆりさんと同室になった女性は保育士で、ベッドの近くには、『はるみ先生へ』と書かれた大きな模造紙が!
思わず泣き出してしまったさゆりさんは、まだ始まったばかりの育児に対して「ゆっくり、少しずつ進んでいこう」と心に誓いました。
それから時は流れ、さゆりさんのもとに子供たちが駆け寄ってきました。
2人が持っていた誕生日プレゼントの裏には、はるみ先生のベッドのそばに貼ってあった模造紙のように、子供たちの手形が…。
さゆりさんは、「大きくなったね」と、ひと言ポツリとこぼしたのでした。
【ネットの声】
・お母さんも泣いていいのに…!健気さに涙が出ます。
・気持ちを重ねながら読んでいて、涙腺崩壊しました…尊いです。
・自分も大人になって、結婚して、父親になるのかなと軽く考えていたけれど、「それって本当にすごいことなんだ」と気付かされました。
さゆりさんと夫、そして双子の子供たちの一家には、これからも健やかに過ごしてほしいと願うばかりですね…!
[文・構成/grape編集部]