２２日未明、燕市でアパート１棟を全焼する火事があり、焼け跡から１人の遺体が見つかりました。警察は遺体がアパートに住んでいた９４歳の女性の可能性が高いとみて身元の確認を急いでいます。
２２日午前０時半すぎ、燕市杣木で「家が燃えている」と近くに住む人が消防に通報しました。
火が出ていたのはアパートの清玉荘で、消防車両１３台が駆けつけ、約３時間後に消し止められましたが、アパートは全焼し、焼け跡から性別不明の１人の遺体が見つかりました。
この火事では周囲の建物の外壁なども焼けました。
【近所の人】
「火が窓から吹き出していた。アパートにはもう近づけなかった」
アパートには遠藤千代野さん（９４）が一人で住んでいて、火事のあと遠藤さんと連絡が取れていません。
警察は亡くなったのは遠藤さんの可能性が高いとみて、身元の確認を進めるとともに、消防と火事の原因を調べています。