保護者が学校へ期待すること、2位「個性の尊重」、1位は?

ARINAが運営する教育メディア「おうち教材の森」は、「学校へ期待すること」についてのアンケート結果を6月21日に発表した。調査は5月21日に実施され、日本全国の中学生以下の子を持つ保護者200名を対象にインターネットで行われた。

学校へ期待することを尋ねたところ、1位は「思考力を育てる教育をしてほしい」だった。その理由には、「周囲に流されずに生きていくために必要」や「現代は、ネットで調べればすぐ答えが出てしまう時代なので、このままでは思考力が育たない」といった、自分で考える能力をつけさせたいという声が多く寄せられた。中には「個性のある人が増えないと経済や活力など、発展しないと思う」といった意見も。

2位にランクインしたのは「個性を尊重してほしい」という回答。その理由としては「皆と同じことができないと駄目という考えはやめてほしい」、「画一的な教育ではなく子どもそれぞれに向き合ってほしい」といった声が集まった。

3位の「先生の再教育をしてほしい」を選んだ人の中には、「職業としての先生でなく、本当に子どもが好きで先生になる人に子どもたちを任せたい」や「どこか昔の先生の在り方と違い、人任せなところがあるから」といった声も寄せられている。

4位には、重たい荷物を持ち帰る子どもたちのためにも「教科書やノートをタブレット1つにまとめてほしい」、6位にはグローバル化に備えて「もっと英語の授業を増やしてほしい」がランクインしている。