シャワーヘッド汚いかも… スッキリきれいになる掃除術が「ためになる!」

髪の毛や身体を洗うため、毎日のように使用するシャワー。
シャワーを使用している際に「最近、なぜか水圧が弱くなった」などと感じたことはありませんか。
もしかするとそれは、シャワーヘッドの汚れが原因かもしれません…。
普段からお風呂掃除をしっかりしている人でも、シャワーヘッドの汚れは見落としている人が多いのではないでしょうか。
お風呂に関わる企画・開発・販売などを行うバスリエ株式会社は、適切なシャワーヘッドの掃除方法を公開しました。
シャワーヘッドに汚れが溜まってくると、お湯の出る部分が目詰まりを起こしやすくなります。
汚れが溜まると、以前のような勢いがなくなったり、お湯が変な方向に飛んだりすることがあるのだそう。
シャワーヘッドの汚れの原因は、カルキ汚れや皮脂、石鹸カスなどが考えられます。
放っておくとカビや雑菌の発生につながり、身体をきれいにするためのお湯が不衛生…なんてことになりかねません。
汚れたお湯は、アレルギー症状の原因や健康面に悪影響を及ぼすことも考えられるので、定期的に掃除するようにしましょう。
掃除の頻度は月1回が望ましいといわれています。定期的に掃除する習慣をつけていれば、汚れ防止にもつながるでしょう。
また掃除をする前には、シャワーヘッドの説明書を確認してください。
シャワーヘッドにもさまざまな種類があり、素材や構造もそれぞれ異なります。使用できない洗剤などがないか、あらかじめ見ておくことが大切です。
掃除の際は、汚れの原因に合わせた掃除方法を行いましょう。
擦るだけではなかなか落ちないカルキ汚れには、クエン酸でつけ置きをするのが効果的です。
【掃除方法】
1.ぬるま湯1にクエン酸と重曹を大さじ1杯ずつ溶かす。
2.1~3時間ほどシャワーヘッドをつけ置きする。
3.スポンジや歯ブラシなどでやさしくこすり洗いする。
黒カビが発生していた場合は、塩素系漂白剤を使用します。薄めた漂白剤でつけ置きしましょう。
【掃除方法】
1.洗面器にお湯をはる。
2.漂白剤を溶かし、つけ置きする。(時間は漂白剤の説明書に従う)
3.取り出したら、しっかりと洗い流す。
スポンジや歯ブラシに漂白剤をつけてこすり洗いしても、きれいになるようです。
塩素系漂白剤は、クエン酸や重曹など他のものと混ざると危険なため、一緒に使用しないよう注意してください。
「青サビ」とも呼ばれる緑青(ろくしょう)は、銅や真鍮(しんちゅう)などの金属に付くサビのことです。
緑青が発生していた場合は、ペースト状にした重曹を使ってこすり洗いしましょう。
【掃除方法】
1.重曹と水を混ぜて、ペースト状にする。
2.スポンジに付けて、こすり洗いする。
なお、シャワーヘッドとホースの部分を分解して掃除する際は、ゴムパッキンなどの部品をなくさないように注意してください。
メーカーによっては外せないものもありますので、説明書でよく確認しましょう。
つい見落としてしまいがちな、シャワーヘッドの汚れ。これを機に自宅のシャワーヘッドに汚れが溜まっていないか、確認してみてはいかがでしょうか。
一度きれいにすることで、より気持ちよくシャワーを浴びることができるはずです!
[文・構成/grape編集部]