維新、国民民主が「与党をアシストした」と猛批判 『サンモニ』元朝日新聞記者がバッサリ

25日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、元朝日新聞記者の高橋純子氏が日本維新の会と国民民主党を徹底的にこき下ろす一幕があった。

番組は、岸田文雄政権が成立させた法律を紹介し、「立憲民主党と日本維新の会が足を引っ張り合ったから」などと解説。そして、政党別の支持率が記載されたフリップを取り出し、「野党第一党の立憲は維新に抜かれ、自民党には遠く及ばない状況が続いています」と取り上げた。

見解を質問された高橋氏は「野党がだらしない。説明責任を果たさせるような議論に持って行けていない。岸田さんがこの国会を乗り切ったというより、私は野党とりわけ国民民主党、日本維新の会。この一部野党が、政権与党をアシストしたという言い方が正しいんだろうという風に思います」と国民民主党と日本維新の会を名指しして批判する。

>>『サンモニ』法政大学元総長、維新の会に「現実を見てほしい」馬場代表の発言を揶揄?<< 続けて、「野党の本分というものは何かと言うとですね、法案の問題点、不備。それを徹底的に追及をする、そして説明責任を果たさせる。それが野党の本分だと思います。しかし、維新や国民民主党はですね、どうせ多数を握ってるんだから、反対しても結局通っちゃうんだからということで、法案の修正に力を入れるわけですが。じゃあ、その修正がどういう修正かと言うと、入管法もそうですし、問題だらけのその法案の骨格を残したままの修正。LGBT理解増進法に至っては、当事者からこんな法案では逆に後退したと言われるような法案を通している」と早口でまくしたてる。 さらに、「これでは野党の本分を果たしているとは言えない。コストパフォーマンスやタイムパフォーマンス、これを重視し民主主義を動かされてはたまらないという風に思います。野党の本分を思い出してほしい」など批判した。なお、立憲民主党などの他の野党については、言及をしなかった。 この発言に、ネット上では「確かにその通り」「賛成」「野党がだらしないのは本当にそう」「立憲と共産以外は野党じゃない」などと同調の声が上がる。 一方で、「野党の本分を新聞記者が決めることに違和感」「文句ばかりではなく現状案を修正させた維新と国民民主は仕事をしていると思う」「野党はクレーマーになれということか」「野党がだらしないのはわかるが、なぜ立憲民主党や共産党が除外されるのか意味がわからない」「野党も不祥事の説明責任を果たしていない」という批判も出ていた。