BIGLOBEは「性的暴力に関する意識調査」の結果を6月22日に発表した。調査は6月1日～2日の期間、20代～50代の男女1,000人を対象にインターネットにて実施したもの。
性的暴力への対応について尋ねたところ、どの年代も7割以上が「厳しく対応するべきだ」と回答。年代別にみると、50代(93.2%)が最も多く、次いで30代(86.8%)、40代(84.8%)、20代(77.2%)との結果だった。
性的同意を含む性教育が行われる年代に対しての質問では、「10歳～12歳」(37.6%)が最多に。次いで、「12～13歳」(23.4%)、「10歳以下」(19.6%)と続いた。
性行為をする際に同意を取っているかを尋ねると、「同意は必ず取る」はどの年代でも半数にとどまった。また、「同意を取ることはない」の回答を男女別にみると、女性が12.0%と男性よりやや高く、年代別では「40代」(12.0%)が全体よりもやや高い傾向に。
続いて、「性的暴力や性的ハラスメントを受けた時に声をあげられない」と回答した512人にその理由を尋ねたところ、最も多かったのは「人に知られたくないから」(50.8%)だった。次いで「仕事や周囲への影響を考えて」(42.4%)、「自分が責められないか不安だから」(31.6%)との結果に。
また、男女・年代別でみると「人に知られたくないから」は女性の回答が58.5％と男性より高く、30代に限っては「仕事や周囲への影響を考えて」(51.6%)が最多となった。