“マイナカード”普及に逆風吹く中…7月からマイナでお得キャンペーン 若い世代の取得を後押しへ【新潟】

誤った個人情報が登録されるなど、マイナンバーカードを巡る問題が相次ぐ中、県は、子どもや学生の取得を促すキャンペーンを7月に始めます。

【県 市町村課 大島正也 課長】
「現在マイナンバー制度を取り巻く状況は大変厳しいものがございますが…」

マイナンバーカードの普及に逆風が吹く中、県は28日、若い世代にマイナンバーカードを取得してもらおうと7月に開始する『マイナでお得!キャンペーン夏休み+』の詳細を発表しました。

県内のマイナンバーカードの普及率は、5月末の時点で71・9%と、全国34位に…さらに普及率を上げようと去年10月から行っている県独自の取得キャンペーンを拡充しました。

今回のキャンペーンでは、マイナンバーカードや申請書類を提示することで、県内の17歳以下の子どもと18歳以上の学生は、7月1日から8月末まで県立自然科学館など県内16の県立・公立施設を無料で利用できます。

【県 市町村課 大島正也 課長】
「夏休み期間でご家族でマイナンバーカードをご利用頂いて、施設でメリットを享受して頂きたい」

県はマイナカードや申請資料の提示で、飲食店やレジャー施設などで特典が受けられる店舗・施設数も、8月末まで拡充する予定です。