新潟県佐渡市の漁港で28日朝、クロマグロが水揚げされました。不漁が続く中での久しぶりの水揚げに、関係者からも安堵の声が聞かれました。
28日朝、佐渡市鷲崎地区で水揚げされたのは、海のダイヤと呼ばれる『クロマグロ』です。
本来、佐渡では6月から7月にかけてクロマグロ漁のピークを迎えますが、今年は不漁が続きこれまでに5~6千万円の損失を出しているという内海府漁業生産組合。
28日は約1カ月ぶりにクロマグロが水揚げされ、関係者からは安堵の声が聞かれました。
【内海府 漁業生産組合 多田好正 組合長】
「とりあえず1本90キロですけど、1本見えて気持ち的にはほっとしている。遅れてでもいいので、これから最盛期を迎えてくれると、佐渡の明るいニュースになるのかな」
28日に水揚げされたクロマグロは、東京の豊洲市場に送られます。