パソコンに「ウイルスに感染した」の警告画面 画面に従い電話したら遠隔操作されネット口座から不正送金 ベトナム国籍の男を逮捕

パソコンを遠隔操作して他人のインターネット上の口座から10万円を不正送金したとして、ベトナム国籍の男が逮捕されました。男が逮捕されるのはこれで4度目です。
パソコンに「ウイルスに感染した」の警告画面 画面に従い電話し…の画像はこちら >>
逮捕されたのは、ベトナム国籍で東京都新宿区に住む無職のチャン・ヴィエット・アイン容疑者(29)です。警察によりますとチャン容疑者は去年9月、共犯者とともに富山県に住む80代の男性のパソコンを遠隔操作し、男性のインターネット上の口座から10万円を不正に送金した電子計算機使用詐欺などの疑いがもたれています。男性は「ウイルスに感染した」という警告画面がパソコンに出たため記載されていた番号に電話をかけたところ被害に遭いました。また、男性は他にも90万円分の電子マネーも購入させられていまたということです。警察の調べに対しチャン容疑者は「覚えていません」と容疑を否認していますが、警察はこの詐欺グループが約12億4000万円を集めたとみて調べています。