今年2月から6月までの間に、SNSを利用して塾の元経営者の男性から金をだまし取ろうとした疑いで学習塾経営の男と塾講師の男が逮捕されました。
恐喝未遂の疑いで逮捕されたのは、新潟市中央区に住む学習塾経営の男（73）と新潟市西区に住む臨床検査技師兼塾講師の男（45）の2人です。
2人は塾の元経営者である30代男性から運営資金等を脅し取ろうと考え、今年2月24日から6月9日までの間、58回にわたり、SNSを利用して、「お前が横領したのは間違いない。警察に被害届を出すぞ。警察に逮捕されるぞ。新潟に居られないようにするぞ。金払え」などと要求し、金員を脅し取ろうとした疑いが持たれています。
警察によりますと、被害関係者から被害届けが出たことで事案が発覚。2人は男性が経営していた塾の従業員だったと言うことです。
共犯事件のため、警察は2人の認否を明らかにしていません。
男の学習塾は、被害男性が経営していた塾があった場所で名前を変えて経営していて、警察は男らが男性から塾を乗っ取ろうとした可能性があると見て、詳しく調べています。