2カ所で倉庫の屋根吹き飛ぶ…突風が起きたとみられる岐阜県各務原市 19カ所で倒木を確認し列車と接触も

東海3県では大気が不安定な状態が続いています。岐阜県各務原市では、28日に物置の屋根が吹き飛ばされるなど突風があったとみられ、気象台の調査員が29日、現場の状況を確認しました。

各務原市那加前野町では、空き地にあった物置が風に煽られて倒れ、屋根の部分が近くの田んぼまで吹き飛ばされました。

各務原市によりますと、この場所を含む市内の2か所で倉庫の屋根が吹き飛ばされたほか、倒木も19か所で起きたということです。

29日午後3時ごろから、岐阜地方気象台の調査員が吹き飛ばされた現場の状況などを確認しました。

各務原市内では、倒れた木とJR高山線の列車が接触して一時運転を見合わせるなど、28日の雨や風により被害が相次ぎました。いずれもケガをした人はいませんでした。

気象台の担当者は「昨日は発達した積乱雲が広がっていたことから突風が起きておかしくない」としていて、原因の究明を進めています。

※画像は撮影者提供