名古屋・栄のナディアパークにある「ロフト名古屋」。全国的にも最大級の売り場面積を誇りますが、30日閉店し、27年の歴史に幕を下ろしました。
ロフトが27年の歴史に幕 大型店で採算取れず… 当時は開店3…の画像はこちら >>
栄のナディアパークの中にある「ロフト名古屋」。黄色い看板がある風景を見られるのもこの日が最後です。1996年11月、ナディアパークの開業とともにオープンした「ロフト名古屋」。売り場面積は、1階から5階まで合わせて約7400平方メートルで、全国のロフトの中でも最大級。バラエティに富んだ雑貨やインテリアなどを取り扱い、オープン当初は長蛇の列ができました。
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(オープン当時の中継映像)「オープンから3時間が経ちました。この3時間で4万4000人の方が訪れたそうです!」しかし…(ロフト名古屋 大島幸世店長)「建物自体すべて運営するというところで、経費と売り上げのバランスが崩れてきたところで採算が取れなかった」「ロフト名古屋」の運営会社は、「大型店で採算性が悪いこと」を理由に閉店を決定。最終営業日の30日、売り場を訪れてみると…(記者)「閉店セールが行われていて、売場の商品は残りわずかとなっています」
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ことし4月から在庫売り尽くしの閉店セールが行われていたため、どのフロアも閑散とした状態に。
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一方、1階の特設会場では…(客)「仕事帰りによく立ち寄っていたが、大変な思いをしてもここに来ると全部忘れて、幸せな気持ちになることができた」
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「ロフト名古屋・よみがえるメモリアル」と題して、これまでの販売促進グッズや写真などを展示。また、お客さんが書いた感謝やお別れのメッセージも飾られ、閉店を惜しむ人たちの姿が見られました。(客)「近くに来たら必ず寄ってぶらぶら見ていました。すごく残念なんですけど『ありがとうございました』と言いたい」「できた頃から知っている。すぐそばに(会社の)事務所があるので。さびしいですよ。本当にさびしいですね」
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(ロフト名古屋 大島幸世店長)「『友達と来て、彼女と来て、妻と来て、最後に子どもと来ました』というメッセージが一番感動しました」