「飲み代は全部払う」とウソを言って元部下の男性をキャバクラ店に誘い、後になって酒代として現金575万円をだまし取ったとして、名古屋の専門学校の元上司の男ら2人が逮捕されました。
逮捕されたのはいずれも無職で、三重県津市の阪浩一容疑者(51)と滋賀県大津市の北村光康容疑者(51)の男2人です。
警察によりますと阪容疑者は去年9月、以前勤務していた名古屋の専門学校の男性職員（43)に「飲み代も俺が全部払う」などとウソ言って、知人の北村容疑者が経営する京都市内のキャバクラ店に連れて行きました。
阪容疑者らは飲んだ翌日になって「酒屋への支払いが必要になった」「金額が1000万円を超える高額で払い切れない」などとウソを言って、男性から現金575万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察は2人の認否を明らかにしていませんが、北村容疑者の店が関係する同様の詐欺被害の相談が、これまでに全国で17件あるということで、余罪を調べています