名鉄犬山線の車内で痴漢をした名古屋市職員の男逮捕 動きを不審に思った男性乗客がその場で取り押さえる

名鉄犬山線の車内で27歳の女性の体を触ったとして、名古屋市役所の職員が逮捕されました。

逮捕されたのは名古屋市道路建設課の職員 北岡浩基容疑者30歳です。

警察によりますと北岡容疑者は29日午後6時半ごろ、名鉄犬山線の西春駅と岩倉駅の間の区間を走る列車内で、帰宅途中の27歳の女性の尻を触った県の迷惑行為防止条例違反の疑いが持たれています。

北岡容疑者が不自然な状態で女性の背後に密着しているのを近くにいた男性乗客が気づき、女性に「触られていませんでしたか」と声をかけました。

女性がうなずいたため、男性乗客がその場で北岡容疑者を取り押さえ、岩倉駅で一緒に降りた後、駆け付けた警察官に身柄を引き渡しました。

警察の調べに対し北岡容疑者は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察は動機や余罪を詳しく調べています。