東海豪雨等たびたび水害に見舞われる…名古屋市守山区で自衛隊駐屯地を避難場所にする協定 市と陸自が締結

水害が多い名古屋市守山区で、自衛隊の駐屯地を避難場所にする協定が結ばれました。

3日、名古屋市役所で開かれた協定の締結式には、河村たかし市長と陸上自衛隊守山駐屯地の兵庫剛司令が出席しました。

協定では、水害や震度5以上の地震などの災害が発生した時に、守山駐屯地が市と協議のうえ、一時的に付近の住民の避難を受け入れます。

守山区の庄内川周辺では、2000年の東海豪雨や2011年の台風15号など、たびたび水害の被害が出ていて、安全な避難場所の確保が課題となっていました。

兵庫司令は「南海トラフ地震も予測される中、自治体とどう協力できるか実体的な取り組みにつなげたい」と話しました。