“ブリザード”の疑似体験も…南極観測隊の越冬隊員が小学校で特別授業 実験動画などで過酷な環境を紹介

南極観測隊の隊員が、愛知県豊田市の小学校で特別授業を行いました。

5日、豊田市立小渡小学校で講演したのは、南極観測隊の越冬隊員として2021年から1年4カ月活動した堀川秀昭さんです。

子供たちに、空中にお湯をまくと一瞬で凍る様子や、濡らした髪の毛を氷点下20度以下の屋外で1分間放置しただけで完全に凍ってしまう実験動画を使いながら、過酷な南極の環境を紹介しました。

子供たちは風速60メートルになることもある猛烈な吹雪・ブリザードを送風機で疑似体験したり、防寒着を着たりして楽しみながら学んでいました。

男子児童:
「ブリザードの話がすごく印象に残りました。なんでも凍っちゃうというのが驚きでした」

女子児童:
「面白い話がいっぱいで、髪の毛が一瞬で凍るのかなって、それも実験してみたいなと思いました」