直売所も設置!燕市に新たな市場「気軽に足運んで」 災害時には防災拠点として活用【新潟】

県央地域の台所を支える新しい総合卸売市場が燕市に完成しました。災害が発生した際は、住民に食料などを提供する拠点としての役割も期待されています。

7月6日、新潟県燕市に完成したのは、新鮮な野菜や果物海産物を取り扱う『新印青果西部卸売市場』です。

これまでの市場の建物の老朽化に伴い移転工事が進めていたもので、市場のほか、新たに一般の方も利用できる直売所を設けました。

また、燕市と災害協定を結び、災害が起こった際は直売所で食料や物資の提供を行うなど防災拠点としての役割も期待されています。

【新潟中央青果 宮路直樹 取締役統括部長】
「県央地域の皆様をはじめ、気軽に足を運んでもらえるような、愛されるような市場になっていきたい」

今後5年間で約10%の売り上げの増加を目指す新しい市場。初めての競りは7月10日に行われます。