1粒500円のクルミ、値札の説明に目を疑うも… 「むしろお手頃価格」と称賛相次ぐ

物価の上昇を全身でヒシヒシと感じる昨今。買い慣れた商品ほど、値札の数値に驚かされてしまう。
なお以前ツイッター上では「とんでもなく値上がりしたクルミ」に対して、なぜか「むしろ安い」との声が多数寄せられていたのをご存知だろうか…。
【関連記事】1個500円のりんご、なぜか「安すぎる」と話題に パワータイプな正体に称賛相次ぐ
今回注目したいのは、埼玉県深谷市にある「深谷爬虫類館」ツイッターアカウントが先月投稿した1件のツイート。
「新メニューです」とだけ綴られた投稿には、1粒のクルミと値札が写った写真が添えられており、なんとその値段は500円。しかも週1回限定とのことだが…どう見ても、何の変哲もない、ただのクルミである。
1粒500円のクルミ、値札の説明に目を疑うも… 「むしろお手…の画像はこちら >>
しかしメニュー名ならびに、値札の詳細を読むと即座に納得。そこには「手刀クルミ割り」「注文すると館長がクルミを手刀で割ります。割られたクルミはハムスターに与えてください」と、衝撃的な内容が記されていたのだった。
関連記事:「玲空斗は自然が好きだったから樹海に埋めてあげよう」口にタオルをくわえさせ後頭部で縛り殺害…“鬼畜夫婦”の残酷な犯行
本文のシンプルさに反比例して情報量の多すぎるツイートは、投稿から数日で1万件近くものRTを記録するほど大きな話題に。
他のツイッターユーザーからは「それならお手頃価格」「クルミって手で割れるのか…」「この館長の手は、何でできてるんだ?」「これは流石に無理でしょ…」といった声が寄せられていた。
そこで今回は、あまりにパワー系すぎるメニューの正体をめぐり、件の「深谷爬虫類館」に詳しい話を聞いてみることに。すると、これまた衝撃的な「舞台裏」が明らかになったのだ…。
深谷爬虫類館は元々、爬虫類メインの生き物系YouTuberであった館長が、自宅で飼育していた生き物たちの飼育設備の拡張、さらなる生き物を飼育するためのスペース確保、以前より視聴者から受けていた「生き物を実際に見たい」というリクエストに応えることを目的としてオープンした施設。同館長は以前にも「パワー系すぎるりんごメニュー」を展開し、話題を呼んでいたのだ。

今回のメニュー詳細について、同館長は「ご注文頂くと、館長が手刀でクルミを割り、そちらをお客様がハムスターに与えて頂くという内容です。手刀でスイカを割るのが当たり前になってきてしまったので、もっと硬い、もっと割りづらそうなものは無いかと考えた末に辿り着きました」と、どこから突っ込めば良いのか分からないコメントを寄せている。
クルミ割り自体は過去にYouTubeでコンテンツ化しており、その際に「生で見たい」というリクエストが多かった点も、メニュー化の理由の1つだそう。

なお、値札に書かれた「週1回限定」の説明を見て、やはり館長の拳といえど週1回が限界なのか…と受け取った人もいるかと思うが、こちらの背景について館長からは「クルミは脂質が多く、あげすぎるとハムスターが太ってしまうので、週1回とさせて頂いております」とのコメントが。「館長の手は何個でもいけます」と、これまたストロングな補足も確認できたのだ…。

深谷爬虫類館は名前の通り爬虫類をメインとした施設ではあるが、他にもハムスターや 両生類、魚類、鳥類(アヒルやニワトリ)、虫なども展示しており、生き物が好きな人にとっては正に夢のような空間である。

かわいらしい生き物と、パワー系館長の二枚看板が魅力な同施設に、ぜひ一度訪れてみてほしい。
【施設詳細】

「深谷爬虫類館」
埼玉県深谷市荒川13-1
新メニューです pic.twitter.com/H8E6YCcuOp
深谷爬虫類館 (@fukayahachu) June 3, 2023