最大70%オフのホテルブッフェに子ども料金の対象拡大… コロナ緩和で迎える夏休み 新たな“お客取り込み策”が続々

新型コロナが5類に移行されて約2か月。コロナ対策が緩和されて迎える夏休みに合わせ、新たなキャンペーンなどで顧客の取り込みを狙おうという動きが広がっています。
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名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルは、夏休み期間に合わせて開催する「アジアンエスニックブッフェ」(7月10日~9月6日)で中学生は70%オフ、小学生以下は半額にすると発表しました。
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期間中は平日や土日、ランチ、ディナー問わず、通常は大人料金の中学生を「小学生料金」にするほか、公式HPからの予約でさらにその半額にします。
例えば、中学生が平日ランチを利用すると、通常5000円のところ子ども料金の3000円に。さらに、公式HPからの予約でその半額の1500円となり、割引率は70%となります。ことしのゴールデンウィークは多くの3世代ファミリーで賑わったことから、新型コロナが5類に移行されて迎える夏休みにも家族での来店を促進し、需要の掘り起こしにつなげる狙いがあります。
お得な割引でお客を取り込もうという動きは他にもあります。
名古屋市港区のレゴランド・ジャパンは、6月27日から全ての施設の子ども料金の適応年齢を引き上げました。
新たに子ども料金となった13歳から18歳は、これまで遊園地(=レゴランド・ジャパン)のワンデーパスポートが大人と同じ料金の6700円でしたが、子ども料金となることで4300円になります。
一方、JR東海は7月15日~8月31日までの期間で、豊橋エリアの各駅(豊橋~豊川、豊橋~二川の間の駅)から名古屋市内の駅への新幹線自由席の往復切符とJR名古屋タカシマヤなどで使える食事・商品券1000円分をセットにした「新幹線名古屋往復きっぷ タワーズパック」を販売します。
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通常、豊橋駅から名古屋駅まで新幹線の普通車自由席の往復切符を購入すると料金は4660円ですが、この切符を利用すれば3000円になるほか、往復切符に加えJR名古屋タカシマヤなどで使える1000円分の食事・商品券が含まれています。この切符はこれまでも販売していたものですが、JR東海の担当者は「新幹線の需要も回復傾向にあり、この商品での利用増も期待したい」と話しています。コロナ対策が緩和されて迎える夏休み。企業側も需要回復に向け、積極的に動き出しています。