アットテーブルは、キャリア・マムと共同で実施した「50代前後の女性が選ぶトレンドランキング」のアンケート結果を7月4日に発表した。調査は5月9日~18日の期間、キャリア・マムの会員で全国の45歳~64歳の女性300名を対象に行われた。
まずはじめに、直近1年で「流行っている」と感じたスイーツについて尋ねると、「カヌレ」が47.0%で1位に。次いで2位は「台湾カステラ」で39.3%、3位は「フルーツサンド」で37.0%と続き、その他「お芋スイーツ」(35.7%)、「グミ、ドーナツ」(24.0%)などが人気を集めた。50代前後の女性でも最近の流行スイーツに関しては若者世代同様にトレンド感度が高いことがうかがえるという。
続いて、直近1年で「流行っている」と感じた料理について聞くと、1位の「オートミール」が半数以上の51.3%、次いで「ルーローハン」(22.7%)や「韓国インスタント麺」(21.3%)、「完全栄養食」(20.3%)などが人気を集めた。
また、直近1年で見たアニメや漫画について質問すると、1位に「鬼滅の刃」がランクイン。次いで、2位「SPY×FAMILY」、3位「名探偵コナン」が続いた。
この結果についてアットテーブルの見解によると、「この世代はアニメブームで育った世代であることや、コロナ禍を経て、家で家族と過ごす時間が増え、サブスクリプションの動画配信サービスの浸透から、子供が見ているアニメに触れる機会が増えた可能性が考えられる」とした。
続いて「推し」について尋ねると、50代前後の女性の58.3%に推しの存在がいる事がわかった。
この世代の推しの特徴としては、アイドルでは圧倒的にバラエティ番組やドラマなどで露出が多いジャニーズ事務所所属のSnow Man、King&Prince、目黒蓮、嵐、なにわ男子などが多い傾向に。次いでBTS、SEVENTEENなどの韓国アイドルグループの名前があがっている。
この結果についてアットテーブルは、いずれも直近のテレビドラマの主題歌に起用されており、50代前後の女性のテレビ視聴率の高さが影響しているのではとみている。また、母娘そろって同じアイドルを推す「二世代推し」の傾向もみられるという。