今年の新潟米の生育状況や品質管理について、県や関係機関が今後の気象予報を踏まえ対策を話し合いました。
【松村道子キャスター】
「高温や台風に負けない、おいしい新潟米を生産するため、気象台の情報官を招き今年度最初の会議が開かれています」
農業団体などが参加する新潟米生産対策会議は、稲に肥料を与えるタイミングを前にした今の時期に毎年開かれています。
県からは、現在の新潟米の生育状況などが説明されました。
【県農林水産部 土田徹 参事】
「比較的順調な生育状況にあるが、地域・ほ場ごとに生育状況を把握して、状況に応じた適切な対応が求められる」
一方、新潟地方気象台は8月には高温が予想されることなどを解説。
県は気象台と連携し、コメの品質に影響があるような天候が予想される場合には、農家に対し、緊急情報を発信し、注意喚起を行う方針です。
【県農林水産部 土田徹 参事】
「気象は変えられないので、ぜひ農家の方も情報を活用していただいて、品質の高い、おいしい新潟米の生産にご協力いただきたい」