妻「テレビの画面だけ落ちてきた!」 原因に「そんなことあるの!?」「我が家もあった!」

時代の進化とともに薄型化が進んでいる、家電の『3種の神器』の1つであるテレビ。
主流となっている液晶テレビは板のように薄く、ひと昔前は箱のように分厚かったのが信じられないほどです。
ジャンク品を修理している、@junkPCclinicさんは、日常で起こった驚きのエピソードをSNSに投稿。
ある日、投稿者さんの元に、自宅にいる妻からこのような『S.O.S』が届いたといいます。
「テレビの画面だけ落ちてきた!」
液晶テレビは、テレビスタンドなどの道具を使えば、狭い場所や壁面に設置することができます。
しかし、棚に置くよりはどうしても不安定になってしまうため、地震などの衝撃でテレビが落ちてしまった…という話は時々耳にしますよね。
投稿者さんの妻が送ってきたメッセージには「画面だけ」という一文が。これには投稿者さんも首をかしげてしまい、実際の写真を送ってもらうことにしたのだとか。
届いた写真を見て、投稿者さんは驚くと同時に納得します。なぜならば、妻の言葉に偽りがなかったのですから…。
なんと、テレビの表面パネルだけが、見事にはがれ落ちているではありませんか!
このテレビは、投稿者さんがフリマアプリで購入した、画面の映らないジャンク品の4Kテレビ。修理をした後、数か月間使用していたといいます。
実は、こういった『画面だけがはがれ落ちる』というケースは珍しくありません。投稿を見た人からは、「自分の家でも同じことが起こった」という声も寄せられています。
この現象は、主にベゼルレスのモニターで起こるもの。『ベゼルレス』とは枠の部分がほとんどない状態であり、最新型のスマホや液晶モニターでよく目にします。
スタイリッシュなデザインかつ、画面の表示領域が広いのが長所ですが、枠が狭いことで、どうしても耐久性が落ちてしまう場合も。
これまでも、画面を下向きにした天吊や壁掛けによって、表面パネルが剥離する事例を企業が報告しています。
主な原因は、表面パネルを固定する両面テープが、温度などによって劣化してしまう…というもの。剥離を防ぐべく、企業はウェブサイトや説明書で画面を下に向けて設置しないよう、呼びかけています。
※写真はイメージ
配置などの問題で下向きにしたほうが見やすい場合、パソコンの液晶モニターやテレビを斜めに立てかけている人もいるのではないでしょうか。
しかし、湿度が高いと接着部分がダメージを受け、こうして表面パネルだけがはがれ落ちてしまうかもしれません。できるだけ、下向きに設置しないほうがいいでしょう。
投稿者さんは自身のYouTubeチャンネル『パソコン病院』にて、このテレビを修理した際の動画を公開しています。また、今回の件も修理を行い、動画を公開する予定とのこと。
気になる人はチェックしてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]