4歳女の子が死亡し母親逮捕の事件受け…三重県が再発防止策を発表 児童相談所による“目視確認”の徹底など

三重県津市で、4歳の女の子が母親による暴行を受け死亡したとみられる事件を巡り、県が再発防止策をまとめました。

津市の中林りゑ子容疑者(42)が娘のほのかちゃん(4)を暴行し死亡させたとして逮捕された事件では、虐待の通告を受けた県の児童相談所が、1年以上もほのかちゃんの様子を直接確認していませんでした。

県は11日、一見知事をトップとする会議を開き、児童の安全を目視での確認を徹底することや、一時保護の機会を逃さないよう判断の手順を見直すなどの改善策を速やかに行う方針を決めました。

一見三重県知事:
「三重県に生まれてくる子供たちを、全力を挙げて守らないといけない」

児童相談所の対応を巡っては、7月14日から第三者委員会による検証も始まります。