たった1週間で施設に返された保護猫 スタッフが公開した『理由』に「ちょっと待て」「かわいすぎるだろ」

動物の保護を目的とした施設では、保護している犬や猫が一生安心して暮らせる家が見つかることを願っています。
里親が決まると、施設のスタッフは愛する我が子を送り出すような気持ちで、動物たちを新しい家族に託すのです。
しかし、時にはその養子縁組がうまくいかないことがあります。
アメリカのニュージャージー州にある『モントビル・アニマルシェルター』から、ブルーノという2歳のオス猫が新しい家族に引き取られました。
ところがわずか1週間後、ブルーノは『モントビル・アニマルシェルター』に返されてしまったのです。
理由は…「ブルーノが愛情深すぎるから」。
元里親はブルーノを返した理由について、このように話していたといいます。
いつもヒザの上に乗りたがり、後をついてくるほか、キスやナデナデをしてほしがるように頭を突き出してくる。
とても遊び好きで、夕方になると走り回る。
どれも、よくある猫の行動といえるでしょう。
元里親はこれまで一度も猫を飼ったことがなかったそうです。
おそらくブルーノの行動は、イメージしていたものと違ったのでしょう。
『モントビル・アニマルシェルター』はFacebookに、「悲しいお知らせ。ブルーノがたった1週間で戻ってきました」と投稿。
すると猫好きの人たちは、この状況に黙ってはいられなかったようです。

・ちょっと待て。この猫は…パーフェクトじゃないか!
・冗談でしょ。ほかに猫に何をしろっていうの。
・「愛情深すぎる」ですって…!
この投稿は大きな反響を呼び、『モントビル・アニマルシェルター』には「ブルーノが欲しい!」という問い合わせが続々と寄せられたそう。
そしてブルーノの新しい家族がすぐに決まりました!
個体によって性格の違いはあれど、猫が飼い主に甘えてきたり、家の中を走り回ったりするのはよくある行動です。
そんな猫と一緒に遊び、愛情を受け止めてあげることが、ペット飼育の喜びといえるのではないでしょうか。
ブルーノは、猫が好きな人なら誰もが一緒に暮らしたいと思うような、かわいらしい性格だと思われます。
新しい家族ができたブルーノが、これからは思う存分甘えられるといいですね!
[文・構成/grape編集部]