【警戒レベル5】秋田県の太平川で氾濫発生

【警戒レベル5】秋田県の太平川で氾濫発生の画像はこちら >>
秋田市内を流れる太平川では、秋田市広面地区の広面大橋上流(右岸)において氾濫が発生しています。 市町村からの避難情報を確認するとともに、各自安全確保を図るなど、適切な防災行動をとってください。あす16日にかけても秋田県を中心に記録的な大雨が続き、災害は拡大する傾向です。少しでも危険を感じる場合は、自分は大丈夫と過信せず、明るいうちに行動を起こしてください。
太平川で氾濫
秋田県では災害が発生しています。秋田県と秋田地方気象台によると、15日午前11時40分現在、秋田市内を流れる太平川では、秋田市広面地区の広面大橋上流(右岸)において氾濫が発生しています。これは5段階の警戒レベルのうち、最も重い警戒レベル5に相当する情報です。市町村からの避難情報を確認するとともに、各自安全確保を図るなど、適切な防災行動をとってください。
周辺地域も避難を

大雨災害は始まったばかりで、今後、周辺地域にも拡大する恐れがあります。あす16日にかけても秋田県を中心に記録的な大雨が予想され、川の氾濫や土砂災害の恐れが高まります。少しでも危険を感じる場合は、自分は大丈夫と過信せず、明るいうちに行動を起こしてください。避難は洪水の危険度が高まる前にすることが重要ですが、避難する時の注意点が4つあります。①正確な情報収集を心掛け、危険を感じたら、できるだけ早く避難しましょう。情報収集は、テレビやラジオ、インターネットなどを使い、川や用水路などを実際に見に行くのは絶対に止めてください。②動きやすい恰好を心掛けましょう。荷物はリュックに入れて、両手を使えるようにしてください。靴は、長靴よりも、紐付きの運動靴の方が、おススメです。③氾濫した水の流れは、思ったよりも、勢いが強いものです。水の深さが膝くらいまであると、大人でも歩くのが困難になります。水の中を歩くのが困難な場合は、頑丈な建物の上の階に避難するのも、身を守る方法の一つです。④氾濫した水は、濁っているので、足元が見えにくくなります。側溝などに落ちないよう、棒で足下を確認しながら、移動してください。すでに川が氾濫して外にでることがかえって危険な場合は、建物の2階以上に避難するなど、少しでも命が助かる行動をとってください。