南房総市の道の駅三芳村鄙(ひな)の里内にある農産物直売所「土のめぐみ館」が13日、リニューアルオープンした。
土のめぐみ館は、1988年に旧三芳村の農家が立ち上げた生産農家直営の直売所。三芳地区の生産者約100人が野菜や果物、花など旬の農産物を出荷し、長年地域住民や観光客から親しまれている。
施設の長寿命化や利便性向上を目的に市が実施している道の駅の大規模改修工事に伴い、1月下旬から隣接する交流センター内で規模を縮小し営業。改修が完了したため、本来の場所で営業を再開した。
オープン初日には、多くの住民らが詰めかけ、トマトなどの新鮮野菜を買い求めていた。今後、市は交流センターやトイレ棟、駐車場の改修工事に着手。12月末には全面リニューアルの見通し。
同直売所の営業時間は午前9時~午後5時半。