脳性麻痺の娘を連れ、水族館に行った柳原可奈子 投稿に「広まってほしい」「知らなかった!」

2023年4月にInstagramのアカウントを開設した、お笑いタレントの柳原可奈子さん。
開設と同時に、柳原さんは2人の我が子との家族写真を投稿し、長女に生まれつきの脳性麻痺があることを公表しました。
脳の損傷が原因とされる、脳性麻痺。人によって症状は異なりますが、運動機能に障がいが生じることが多いといいます。
柳原さんは、Instagramを通して長女のリハビリの様子を発信していく意図を明かしています。
2023年7月17日に投稿したのは、柳原さんと2人の娘さんのほほ笑ましい写真。この日、柳原さんは家族で水族館に遊びに行ったのだそうです。
抜けるような青空の下、車いすに乗った長女と、1歳になったばかりの次女を連れて、水族館で楽しいひと時を満喫した、柳原さん。
素敵な思い出になった1日について、このようにつづっています。
長女はお歌が大好きなので、「サメさんサバさんこっかくホネホネ」だよ~とか「おいっちにおいっちにペンギンだ」だよ~と説明しながら館内を回りました
次女もキョロキョロ楽しんでたよ
写真の通り長女はいまボタン押しブームなので、次はバギーに乗りながらボタン押し放題の遊び場を探してみるわ(今日バギーから降ろして抱っこでタッチプールをのぞかせてみたら、興奮のあまりのけぞり、ママへなへなの腰で落とすまいと鬼の形相w)
yanagihara_kanako_ ーより引用
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
柳原可奈子(@yanagihara_kanako_)がシェアした投稿
この日の外出で、柳原さんはデジタル障がい者手帳のアプリである『ミライロID』を使ったといいます。
各自治体もウェブサイトなどで紹介している、同アプリ。障がい者手帳の情報を登録すると、公共機関や商業施設でアプリの画面を提示することで、障がい者割引や必要なサポートを簡単に受けることができるのだとか。
柳原さんは、障がいを持っている人や、家族に障がい者がいる人たちに向けて、「登録申請には数日かかるから、余裕を持っての登録をおすすめします」と助言しました。
これまでも、賑やかな日常の投稿だけでなく、障がいを持つ当事者や、その家族に役立つ情報を発信してきた、柳原さん。
楽しそうな様子が伝わる投稿に、多くの人からコメントが寄せられています。
・障がい者手帳のアプリを初めて知った!子供が元気すぎて手帳を出すのに手間取っていたけど、これなら簡単に提示できそう!
・柳原さんの笑顔は、いつも見ている人も笑顔にしてくれますね。みんな楽しんでいるのが伝わってきました。
・子供が障がいを持っているので、いつも参考にしています!障がい者手帳のアプリ、もっと広まってほしい。
子供が車いすユーザーだったり、多動の特性を持っていたりする場合、親は障がい者手帳を取り出すのもひと苦労。
そのため、障がいを持つ子供の親は、柳原さんの情報発信を受け、「これは助かる!」と思ったようです。
[文・構成/grape編集部]