フレックスタイム制導入企業は「志望度が上がる」と答えた20代の割合は?

学情は2023年7月14日、「フレックスタイム制」に関しての調査結果を発表した。集計期間は、6月20日~6月28日。同調査は20代社会人260人を対象として実施されたもの。

フレックスタイム制を導入する企業について、「魅力を感じる」と回答した20代が55.8%に上り、「どちらかと言えば魅力を感じる」(28.8%)を合わせると、8割を超える20代が、フレックスタイム制を導入する企業に魅力を感じていることが分かる。「柔軟に働ける企業は魅力を感じる」「子育て中の人も仕事をしやすく、多様な人材が活躍できると思う」といった声が寄せられた。

フレックスタイム制を導入する企業は、「志望度が上がる」と回答した20代は、35.4%で、「どちらかと言えば志望度が上がる」(34.6%)を合わせると、20代の7割が、フレックスタイム制を導入する企業は志望度が上がるとしている。これについて「最優先ではないものの、制度があると嬉しい」」「柔軟に働けると、生産性が上がると思う」といった声が寄せられた。

転職時に、フレックスタイム制など働き方の柔軟性を「最優先で重視する」と回答した20代は15.0%だった。最も回答を集めたのは、「最優先ではないが重視する」(55.0%)となっており、「実際に制度を利用するかは分からないが、働き方の選択肢が多いのは嬉しい」「結婚や出産、育児などライフステージに変化があっても、働き続けられそう」といった声が上がった。