「疲れて下山できない」登山中の埼玉県の夫婦が救助要請 救助隊に背負われながら下山【新潟・湯沢町】

新潟県湯沢町の苗場山で、17日に登山をしていた埼玉県の夫婦が一時動けなくなり、警察などに救助されました。

17日午後5時半すぎ、湯沢町三俣の苗場山で「下山中に疲労で足が動かないので降りられない」と登山客から警察に通報がありました。

通報したのは、さいたま市に住む70代男性と60代女性の夫婦で、通報を受け、警察と消防が救助に向かったところ、男性は歩けるまでに回復していました。

一方、女性は動けない状態が続いていたため、消防が背負い下山。2人にけがはなく、また熱中症などの症状もなく、回復が見込まれたため、救急搬送はされませんでした。

警察は、登山をする際は自分の体調に見合った、余裕のある計画を立てるよう呼びかけています。