タダでいいからと京都・祇園のクラブに誘う→儲けなしで飲み食いさせたことがバレたので支払え 男性から約1000万円だまし取った疑いで男を逮捕 18人から同様の相談 被害額は1億円超か

京都・祇園のクラブでタダで飲食させたのち「儲けなしで飲み食いさせたことが会社にばれた」などと言って男性から現金1000万円あまりをだまし取ったとして、店の実質的オーナーの男が逮捕されました。
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逮捕されたのは、滋賀県大津市の無職・北村光康容疑者(51)です。警察によりますと、北村容疑者は去年9月、当時実質的に経営していた京都・祇園のクラブ「リバイバル」で岐阜市に住む団体職員の43歳の男性にタダで飲食させたのち、「儲けなしで飲み食いさせたことが会社にばれた」などと言い、翌月、男性から現金あわせて1062万円をだまし取った詐欺の疑いがもたれています。男性は「飲み代は全部払う」などと誘われてシャンパンやワインなどを飲んだということです。
CBC
北村容疑者はこの男性から去年9月に酒店への支払い名目で現金575万円をだまし取ったとしてことし6月に逮捕されていて「酒店の支払いが間に合わなかった」「会社や酒店に説明がつけば、すぐに金は返せる」などとうそを言い、さらに金をだまし取っていたということです。警察は北村容疑者の認否を明らかにしていません。男性からだまし取った金は競艇などに使っていたとみられています。北村容疑者に関する相談は18人から寄せられ、被害総額は約1億650万円にのぼるとみられ、警察は余罪などをくわしく調べています。