12歳女児が11歳女児に酸を浴びせ重傷負わせる 母親にけしかけられ凶行に

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運動場で遊んでいた女の子が、酸を浴びせられるという事件が発生。加害者がまだ12歳の女児であること、酸を女児に渡したのはその親だったことなどを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えた。
9日、アメリカ・ミシガン州にある小学校の運動場に子供たちが集い、楽しいひとときを過ごしていた。
ディエイラ・サマーズさん(11)は、きょうだいといとこと一緒に遊んでいたが、同じ場所にいた女児(12)といとこの間でトラブルが発生。女児はその様子を見ていた母親から酸入りの瓶を受け取り、傍観していただけのディエイラさんにそれを浴びせた。
母親は驚き悲鳴を上げる子供たちに向かい、「うちの娘にちょっかいを出す子はこういう目に遭うんだよ」と言い放ち怖がらせた。
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酸によって背中、両脚、そして両腕に大火傷を負ったディエイラさんは、激しい痛みに耐えながらシャツを引き裂き家に駆け戻った。
泣き叫ぶ様子を見て驚いた家族がすぐに病院に連れて行ったが、ディエイラさんはそのまま3日間入院するはめになった。
ディエイラさんはすでに家に戻り静養しているが、今も恐ろしい経験から立ち直れないままだ。また酸を浴びただれた部分は治癒しておらず、「痛くて夜もなかなか眠れない」と明かしている。
ディエイラさんはメディアの取材に応じ、「私はあの女の子に何もしていません」「あの子にはちゃんと責任を取らせるべきだと思う」とコメント。またディエイラさんの祖母も怒りをあらわにし、「うちの孫は死なずにすんでラッキーでした」と語った。
当局は加害者となった女児を特定し、事情を聞いているとのこと。また今後さらなるトラブルが発生しないように、ディエイラさん及び目撃者に連絡・接触することを禁じた。
この事件について知った人たちは驚き、「酸を娘に差し出した母親も厳しく裁くべき」といった怒りの声をあげている。