誰でもお絵描き上手に? 老舗文房具店が教えるイラストの書き方に「コレならできそう」

スマホやパソコンなど、デジタル機器を活用してノートやメモを管理する人も増えた今だからこそ、自分自身の手で書く手帳やノートにこだわりを持つ人も多いでしょう。
そういった手書きだからこそ、気軽に楽しめるのが「イラスト」です。自分で使う手帳やノートはもちろん、人に渡すちょっとしたメッセージカードなどにも、かわいいイラストを添えることができると嬉しいですよね。
しかし、「絵は好きなんだけどうまく描けない…」という人も多いもの。そこで、絵心に自信がない人でも簡単に描ける「花・植物」のイラストを、老舗文具店和気文具の公式Instagram「文具 文房具 手帳 和気文具(wakibungu)」の投稿から紹介します。
まずは縦のスペースを埋める植物イラストの描き方から。
ノートやメモの余白に大体の位置を決めたら、植物の茎となる線を描き入れてください。先端を左右に散らすことで、動きを出せるでしょう。
茎に小さな葉っぱを多数描き入れたら、色を付けてデコレーションします。葉っぱは小さめに。両葉にしても、片葉ずつ交互にしてもおすすめです。茎に近い部分をきゅっと絞ることで、バランスよく仕上がります。
続いては、横に大きく空いたスペースを埋めるイラストです。
まずは下書きから。横に1本線を引き、その上に茎を伸ばします。左右に大きく揺らすことで、バランスよく仕上がるでしょう。葉っぱも大きめに描き入れてください。
続いては色付けに移ります。太めのマーカーで下のラインを引きます。これは、最初に引いた横1本のラインを下書きにしてなぞるとよいでしょう。次に、やや細めのペンで茎と葉っぱを色付けします。
アクセントになるカラーで、所どころに小花を散らせば、より華やかな印象になるでしょう。下のラインのデザインに工夫すれば、バリエーションも豊富になります。
ほかにも、大きく空間の開いた点線のようなイメージで横線を引き、その空間部分に花のイラストを入れるのもおすすめです。横線に茎と葉っぱを描き入れれば、かわいらしい印象に仕上がるでしょう。
ぽっかりと空いたスペースには、アジサイのイラストを入れてみてはいかがでしょうか。
スペースの中心部分に、淡い色合いのマーカーでくるくると円を描きましょう。ここが花の部分となります。葉っぱも太枠部分だけ、マーカーで描き入れておきます。
先ほど円で作った鼻の部分には、チョウを描くように、ボールペンで小花をたくさん描いてください。葉っぱの模様を入れれば、より完成度がアップします。
アジサイのイラストは、複数を組み合わせるのもおすすめです。縦に並べたり、横に並べたりと、ぜひあれこれと楽しんでみてください。
さらに円を描くマーカーを2色使いにすれば、まるでグラデーションのような華やかな仕上がりに。パープルや水色など、パステルカラーの寒色系を使うと、よりアジサイらしくなるでしょう。
手帳やノートにオリジナルイラストがあれば、予定やメモを書き入れるのもより楽しくなりそうです。簡単に描けてかわいらしく彩るテクニックを、ぜひ身に付けてみてください。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
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[文・構成/grape編集部]