7月30日、新潟市に県内最大級のスケートパークがオープンするのを前に24日、報道陣に向けた内覧会が開かれました。いったい、どんな施設なのか取材しました。
報道陣に公開されたのは、県スポーツ公園内に整備された県立鳥屋野潟公園スケートパーク。通称『AIRMANスケートパーク』です。
おととしの東京オリンピック以降、人気が高まっているスケートボード。
しかし、県内にはそのスケートボードを楽しめる場所が少ないことが課題となっていました。
【県 都市整備課 安井和也 課長】
「若い人たちに遊びの場を設ける、若いアスリートに、ここをきっかけに育っていただきたい」
スケートボードに親しみ、そして世界に飛び立つアスリートを育成する場にしたいという願いが込められたこの施設。
練習エリアはプールのような曲線的な形状が特徴のパークエリアに、階段や手すり・坂道など街の中を再現した直線的なコースが特徴のストリートエリアのほか…
【桶屋美圭アナウンサー】
「パーク・ストリートエリアだけでなく、暑さが厳しいこの時期や雨や雪が降る日でも練習できるよう屋内練習場も設けられています」
初心者が練習するのに適した滑走面が平面の屋内エリアも設置。雨や雪の日は移動式セクションを配置し、スケーターが練習しやすい環境を整備するということです。
【県 都市整備課 安井和也 課長】
「初心者もここに来てスケートボードと接して、この施設を利用してどんどんうまくなったり、楽しんだりして思い出の場所にしてほしい。多くの方から来ていただくことを期待している」
オープニングイベントには、スケートボードで東京オリンピックに出場した平野歩夢選手の兄・英樹選手や弟の海祝選手などが登場します。
『AIRMANスケートパーク』は新潟駅からバスで20分ほど。料金も大人1回600円、高校生以下は200円以下と利用しやすい値段になっています。
さらなるスケートボード熱の高まりに期待がかかります。