夫が妻を怒らせる「地雷ワード」トップ3は?

日本文芸社は7月20日、同月23日に発売する『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』(岡野あつこ監修/1,210円)に関する実態を把握する事を目的に実施した「無自覚夫の地雷ワード共感調査」の結果を発表した。調査は6月9日、20歳~59歳の既婚・子供ありの女性500人を対象に行われた。
○妻を怒らせる無自覚な夫の「地雷ワード」を調査

まず、夫に対し、家族や配偶者として嫌だなと思う一言を発したと思う事があるか聞いたところ、「毎日のようにある」「頻繁にある」の回答が合わせて3割弱となった。

「たまにある」までの回答をした対象者の割合は、6割以上にのぼった。10人に1人が「毎日のようにある」と回答する結果となっている。

どのようなシチュエーションで感じたことがあるかについては「とくに夫婦間でのこと」「子育てに関わること」「気遣いなど人としてのこと」がそれぞれ4割以上となった。

夫の言葉の中で嫌だと感じるワード上位3つを見てみると、「うん、それでいいや。(ああ、何でもいいよ。食えれば)」(34%)、「今日1日、なにやってたの?」(29%)、「俺のパンツ、ないんだけど」(28%)となった。

「特に言ってやりたい一言」の上位は、「気になるなら、お前がやれ!」(36%)、「テメーだけじゃねえ。」(34%)、「この作業は、全部私ですか?」(31%)がランクイン。

夫の嫌な発言を経験した事のある対象者に、夫婦や家庭円満のために、言葉選びを直してほしい、もしくは正しくしてほしいと思うか聞いてみると、8割が言葉選びの改善を願っていることが分かった。

○夫婦関係を円満にする解説書

『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』では、地雷ワードを知り、その言葉の中にどういったニュアンスが含まれ、なぜその発言が相手をイラっとさせるのかが明確に。理由もしっかり理解できるという。夫婦問題研究家の岡野あつこ氏が監修。

アンケートでも上位にあがった「無自覚夫の地雷ワード」も紹介されている。

「本書は、モラハラ問題の専門書ではない。しかしまず最初の一歩となる、”言葉を通じて、発言を少し工夫するだけで”、夫婦関係を円満にすることができる、すべての夫婦へ贈りたい本」と同社。