暑い夏になれば嫌でも、たくさんの汗をかいてしまうもの。
額や背中といった部分だけでなく、足裏からの汗に悩んでいる人も少なくないでしょう。
かくいう筆者も足裏にたくさんの汗をかいてしまうため、足ムレが起こってしまうこともしばしば。
また帰宅して靴を脱いだ後に、しっかりと靴のケアをしないと嫌な臭いの原因になってしまいます。
そこで本記事では、足汗に悩んでいる筆者がおこなっている『靴の嫌な臭いを発生させない簡単ルーチン』をご紹介します。
紹介するのは靴のメンテナンスにまつわるテクニックです。ステップは大きく分けて2つ。
まずは『ドライヤーで汗を乾かす』こと。そして『10円玉を入れて保管する』という2ステップです。
最初のうちは面倒でしたが、繰り返しやっているうちに習慣になり、今では面倒に思うことなく実践しています。
ズボラな人は、せめて汗をかきやすい夏の間だけおこなってみてください。
それでは実際に試してみましょう。まずはドライヤーを使って、靴の中の汗を乾かします。
嫌な靴の臭いは、雑菌などによる『臭い成分』の蒸発によって発生するため、脱いだら早めにドライヤーの熱で蒸発させておくことがポイント。
靴を脱いだ後、1足ずつドライヤーの冷風を靴の中に送り込みます。
注意点は熱風を使わないこと。靴の種類によっては熱風で生地が痛む可能性があるので、冷風で対応するのがよいでしょう。
両方の靴を乾かしたら、ここで10円玉の出番です!
10円玉といえば、ネット上で「10円玉を入れておくだけで嫌な臭いがなくなる」と評判の隠れ消臭アイテムとして有名。
10円玉には銅が95%含まれており、銅には抗菌作用があるといわれています。水分に反応することで発生する銅イオンが、嫌な靴の臭いの原因である雑菌を分解してくれるのだとか。
靴の中に入れる枚数は人によってまちまちですが、筆者の場合は1足につき4枚ほど投入しています。
枚数の理由は特になく、最初にやってみようと思った時に、たまたま10円玉が8枚あったからです。
しかし臭いはしっかり除去できたため、1足につき4枚で固定になりました。
ちなみに10円玉の代用品として新聞紙が役立つそうなので、新聞紙がたくさん余っている人は試してみてもよいでしょう。
10円玉を靴の中に入れ、靴棚に収納すれば嫌な臭い対策は完了。
このルーチンを実践することで、嫌な臭いが発生しにくくなると思います。
それでも臭いが発生してしまう場合は、専用の消臭剤を使ってみるなど、ほかの臭い対策にトライしてみるといいかもしれません。
ちなみに筆者は、一度履いた靴は数日休ませるようにしています。
同じ靴を毎日履くと傷みやすくなったり、嫌な臭いが発生しやすくなったりするので、可能なら数足を履きまわすようにするといいでしょう。
靴の嫌な臭いに悩んでいる人は、ぜひ紹介した簡単ルーチンを取り入れてみてくださいね。
[文/キジカク・構成/grape編集部]