現役旅ライターが選ぶ東京駅みやげ 第4回 【東京駅限定】あまみカオリ研究所のバターサンド「KASA-NETA」 – 2種のクリームとサブレのマリアージュが絶妙

新旧のさまざまなお土産スイーツがひしめき合う東京駅。ここでしか買えない限定商品や先行発売商品も多い東京駅ナカは、話題のお土産の調達にぴったりです。東京駅構内の商業施設「グランスタ東京」で買える商品から、現役旅ライターが気になるお土産スイーツをピックアップしました。

第4回となる今回は、「あまみカオリ研究所」のバターサンド「KASA-NETA」をご紹介。
オンラインショップ以外では「グランスタ東京」でしか買えない、大人な味わいの人気スイーツです。
○食の掛け合わせを楽しむ「あまみカオリ研究所」

「あまみカオリ研究所」は、食の掛け合わせを楽しむスイーツブランド。「忙しい日常の中で、ほんの数十分でも夢中になって楽しむ時間を過ごしてほしい」という想いから誕生し、2022年4月、「グランスタ東京」に店舗をオープンしました。

お土産に人気なのが、常温で保存がきくバターサンド「KASA-NETA」。サブレに2種類のバタークリームを挟んだ焼き菓子で、異なるフレーバーと食感の掛け合わせが印象的です。

2022年発売の商品を対象にした「東京駅限定手土産(スイーツ)売上TOP10」で8位を獲得するなど最近の注目株で、定番すぎない東京土産を探している方にぴったりです。
○3枚のサブレ生地が重なるバターサンド「KASA-NETA」

「KASA-NETA」の定番フレーバーは「ラムレーズン&ショコラ」と「ピスターシュ×フランボワーズ」の2種類。今回は、2つのフレーバーが両方楽しめる「ミックス KASA-NETA(4本入り)」を実食してみました。

グレーを基調としたパッケージは、一見お菓子には見えないスタイリッシュな雰囲気。こんなところにもしっかりとブランドの世界観が表れていますね。

箱を開けると、「ラムレーズン&ショコラ」と「ピスターシュ×フランボワーズ」のバターサンドがそれぞれ2本ずつ入っています。

「KASA-NETA」は、2種類のバタークリームのあいだにもサブレ生地が挟まっていて、計3枚のサブレ生地が重なっているのが特徴。美しいビジュアルもこだわりを感じさせます。
○2種のバタークリームとサブレの三位一体のおいしさ

口に運んでみて、まず驚いたのがサブレ生地の柔らかさ。「カリッ」でも「サクッ」でもなく、ほろっと口の中で優しくほどけていくような食感なんです。

「ラムレーズン&ショコラ」は、ラム酒のほろ苦さとダークチョコレートのカカオの風味があいまって、上品な大人の味。後に残るレーズンの食感もほどよいアクセントになっています。

一方の「ピスターシュ×フランボワーズ」は、甘酸っぱいフランボワーズとまろやかなピスタチオのハーモニーが見事。「ラムレーズン&ショコラ」に比べると、よりフルーティーで爽やかな後味に仕上がっています。

「KASA-NETA」は、まさに2種類のバタークリームとサブレが三位一体となったおいしさ。見た目通り、繊細で手の込んだ味わいですが、サイズが大きめなので、ひとつ食べるとかなりの満足感があります。自分へのご褒美スイーツとして、あるいは目や舌の肥えた人への手土産にもおすすめ。

お気に入りの紅茶やコーヒーと合わせれば、ブレイクタイムをちょっとリッチに格上げしてくれるに違いありません。

あまみカオリ研究所 グランスタ東京店
住所:東京都千代田区丸の内1丁目9-1 JR東日本東京駅1階改札内(八重洲南口側)
営業時間:平日8:00~22:00、日祝8:00~21:00
公式HP:あまみカオリ研究所

春奈 はるな 和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。信念は「人生は自分でつくれる」。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・広報として活動中。旅行やECをはじめとした幅広いジャンルの記事を執筆している。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。ブログ「トラベルホリック~旅と仕事と人生と~(https://harubobo.com/)」も運営中。 この著者の記事一覧はこちら